CryptWhiteboard
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暗号化したホワイトボードで、秘密のお絵かきを共有できます。
- 複数のユーザーが同じボードを同時に開くことで、遠隔地において図示しながら説明するのに最適です。
- 作成時にユーザーが指定したパスワードが一致しなければ、内容を読み出すことができません。
- 共有相手にボードIDを教えてもらいパスワードを入力することにより、ホワイトボードが共有できます。
ソースコード
このソフトはオープンソースです。
https://github.com/lithium0003/CryptWhiteBoard
より確認できます。
プライバシーポリシー
プライバシーポリシーはこちらで確認できます。
スクリーンショット
暗号化仕様
AES256により暗号化されます。
ユーザーが入力したパスワードは、PBKDF2により実際に使用される鍵に変換します。
ハッシュ関数はHMAC-SHA256、繰返し回数は100000、ソルトはホワイトボードidの文字列です。
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このソフトは、複数ユーザーで描画データを共有するために、Apple社のiCloudデータベースサーバーのCloudKitを利用しています。
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実際の描画内容はiPhone/iPad上で暗号化されてから、サーバーに送信されます。
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CloudKitのパプリックデータベースを利用しているので、暗号化済みのデータは全てのユーザーが閲覧可能です。
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しかしながら、パスワードが一致しないデータは暗号化されているため内容が読み出せません。
利用上の注意
使用するには、iCloudにログインしている必要があります。また、常に通信します。
データベースにアクセスできない場合は、描画データが保存できません。
ボードの追加
新しくボードを作成する
新しくボードを作成する場合は、ボード選択画面の右上の+から追加できます。
自動生成されたランダムなボードIDとパスワードの組が鍵になります。
端末に表示する名前は任意に選べます。この名前は他のユーザーに公開されません。
既存のボードに参加する
既存のボードに参加する場合は、QRコードを読み込むと自動で追加画面になります。
手動で行う場合は、ボード追加画面でAttachに切り替えてボードIDを入力してください。
パスワードが一致すると参加できます。
基本の操作
ボードを選択して開くと、描画モードで始まります。Apple Pencilや指で描画出来る状態です。
画面下のPencilマークをタップすると、モードを切り替えることが出来ます。
画面下の色の部分をタップすると、色とペンの太さ等を調整できます。
モード切替
- 移動モード: キャンバスを動かします
- 描画モード: 現在のペンで描画します
- カラーピッカー: 指示した場所の色を、現在のカラーバレットに設定します
- 選択モード: 領域を選択します
- 矩形選択
- フリーハンド選択: ペンで描いたとおりに選択します
- 折れ線選択: 直線の連続で選択します
- スプライン選択: スプライン曲線の連続で選択します
- 円選択
- 楕円選択
- 色域選択: 選択した点から指定した閾値以下の色の連続領域を選択します
- オブジェクト選択: 既に描画した線や、描いた円や矩形等を選択して調整します
- 文字入力モード: テキストを描画します
- 削除モード: 消しゴムです
- 消しゴムペン: 描いた部分が透明に消えるペンです
- オブジェクト消しゴム: 触ったオブジェクトを消します
色とペンの選択
ペンの太さと色、および、塗りつぶしの色を設定します。
- 筆圧感知を有効にする: Apple Pencilの筆圧感知を有効にします
- ペンの角度で変化させる: Apple Pencilの傾きによって描画が変わります。
現在は筆ペンっぽいものが実装されています。
下のカラーパレットは、+ マークから現在の選択色をセーブできます。追加した色は、長押しすることで消すことが出来ます。
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連絡先 contact@lithium03.info